音の周波数のお話ー音楽療法ー

“Each celestial body, in fact each and every atom, produces a particular sound on account of its movement, its rhythm or vibration. All these sounds and vibrations form a universal harmony in which each element, while having it’s own function and character, contributes to the whole”

— Pythagoras

ピタゴラスは音楽の父との称号を持ちますが、でも同時に天文学の父でもあり、数学の父でもあります。

彼は音程というものを発見し、そして音とその倍音の周波数を使って治療をすることができると説きました。

音楽を治療として扱った最初の人物です。ハーモニクスの父、とも言われます。彼は倍音を、音楽からアート、建築、政治、家族関係、友人関係、人間育成にと全てのものに使ったようです。哲学の父とも呼ばれ、実際哲学という言葉を世に紹介したのも彼が初めてでした。彼の教え、Golden Verses (71行の詩)やGolden Means(両極端な考え方の中間、ex)勇気は向こう見ずとも臆病とも違う・・・など)の普遍的な解釈は彼が類い稀なる天才であることの証明と言えます。

音楽についてのピタゴラスの見解

音楽を通じて、ピタゴラスは彼のいうところの魂の調律ー現在で言う音楽療法(ミュージックセラピー)、サウンドヒーリングというものを行いました。

Music is Mathematics

Arithmetic= Number in itself
Geometry= Number in space
Music/Harmonies= Number in time
Astronomy= Number in space & time

さまざまな音程の周波数を使って、それを体や心の不調の治療として用い,それにによって、体も心も自然にかえり、音と調和し、一体化する、と。

彼の数学的発見を音程に用い、チューニングできる弦楽器を作り、いつでも倍音を作り出せるようにしたのです。のちにさらには継続的な調和する序列も計算しました。(簡単な相対率から非常に複雑なインターバルを導き出しました。)

ピタゴラスは、音楽は、決してただのエンターテイメントとしてだけ捉えられてはいけない。と説きました。彼曰く、音楽は混沌や混乱を正す根源で、調和を表すもの。数学のように二重の価値を持つ、この世の摂理を解き明かす物だと。なんだか壮大ですね。

he taught that if it was utilized correctly, music can:
a) bring the faculties of the Soul into harmony
b) compose and purify the mind
c) heal the physical body, thus restoring & maintaining perfect health.

Instruments音楽療法に使う楽器: Drums, Tunig Forks, Singing Bowls, Ocean Drum, Gamelan etc.

左からシンギングボール、トライアングル、タンバリン、マスカラ、カリンバ
ガムラン

うちのスタジオにどれもあります。ぜひ触れてみてください。