ピアノのペダルのお話

グランドピアノのペダル

左ペダル(ソフト又は弱音ペダル)→打弦の位置をずらすことで、音を抑えるだけでなく、打弦する場所が変わるので、音色も微妙に変化させることができる。
真ん中のペダル(ソステヌートペダル)→直前に押した鍵盤の音(一つでも複数でも)だけを響きを残すことができる。
右のペダル(ダンパーペダル)→全ての弦のダンパーを上げて、音の響きを良くする。ペダルを踏んでいる間、押さえていた鍵盤から指を離しても、ダンパーは戻らないので、弦は長く振動を続け響き続ける。

アップライトピアノのペダル

左ペダル(ソフト又は弱音ペダル):ペダルを踏むと、ハンマー全体で弦に近づいて、勢いがなくなるので、音がソフトに(少し小さく)なる。
真ん中のペダル(マフラー又は消音ペダル):ハンマーと弦の間に薄いフェルト(マフラー)を挟んで、音量を極力下げる。左にスライドしてロックすることができる。
右ペダル(ダンパーペダル):グランドピアノと同じ。

近日ピアノの演奏つき説明動画を追加いたします。お楽しみに。