この曲は Schnittkeの Concerto Grosso No. 1,のRondoの部分で、オペラ Life With an IdiotにもSchnittkeは使っていて、今ではこの曲だけが切り取られて演奏されることも多いです。浅田真央さんがスケートの曲に使ったりもしてましたね。
Vitali `Chaconne’ Keiko Suzuki, Violin and Emy Todoroki-Schwartz, Piano
コンサート中にChaconneはバスク語で可愛らしいという感じの意味と紹介がありましたが、彼女たちも言っていたようにChaconneの曲自体は雰囲気もですが、内容も(さまざまな技巧を凝らしてあって弾くのも難しく)決して可愛くはない曲ですね笑。素晴らしい演奏でした!
Schubertはあまりお金持ちでなかったけれど、寂しがりでいつも友人を食事に招いて、切れ端の肉などで作ったシチューを振る舞ったりしていたというこぼれ話が紹介されました。短命だったのに素晴らしい曲を沢山世に残したSchubertの、ドラマチックなソナタの一曲です。長いので、曲の一部をご紹介。
オペラCavalleria Rusticanaから〜血生臭い決闘前の、間奏曲。すごく現実的な劇で、3角関係に殺人と明るい題材の作品ではないのですが、この曲は非常に美しい曲です。この曲で一度場を落ち着かせる役割だそうです。単発で演奏されることも多い曲です。アンコールで聴けました。(ちょっと観客側の音入ってしまっていますが、)バイオリンもピアノも本当に美しいです。
聴きに来てくださった方々、ありがとうございました。素晴らしい演奏をリアルタイムで共有出来て、嬉しかったです。コロナ以来久しぶりのサロンコンサートでしたが、これから改めまして定期的に開くようにいたしますので、ぜひまた足を運んでくださいね。